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Pinterest-人気者に批判はつきもの?

最近では、Pinterestが日本国内においても、徐々にその知名度を上げてきているようですね。 FacebookやTwitterをはじめ、昨年はソーシャルメディアが爆発的に普及した年となりました。そして、2012年に大ブレイクが見込まれる新種のSNS、Pinterest。以前、当ブログでもご紹介しましたが、「バーチャルピンナップボード」や「オンラインスクラップボード」と呼ばれる画像に特化したこのサービスは、80%を占めるといわれる女性ユーザーを中心に、サービス開始からわずか2年で驚異的にユーザー数を増やしています。 特に、インターネット上に溢れるクオリティの高い写真を貼り付けるだけで、そして貼り付けられている写真にRepinをするだけでよいという手軽さと画像ならではの訴求力の高さから、Pinterestの外部サイトへのトラフィック流入率はGoogle+を早くも追い越す勢いがあり、この新しいプラットフォームをマーケティングに活用しはじめる企業も米国では徐々に増えてきました。 そうした中俄かに明らかになり始めたPinterestのビジネスモデル。Pinterestはskimlinksという自動コード修正システムを利用し、ユーザの投稿した写真のリンクを勝手に修正して、自社のアフィリエイト・トラッキング・コードを追加することにより、誘導先のEコマースサイトからアフィリエイト収入を得るというマネタイズになっているという情報が2月上旬に出回りました。こうしたトラッキングコードの自動修正システムはAmazon.comをはじめ他の会社でも既に多く使われている手法ですが、問題となったのは「ユーザーに無断で」このアフィリエイトプログラムを挿入し、売上を得ているという点です。ソーシャルメディア界隈ではその倫理性を問う話題が占めていました。 そして米国時間の2月16日、この問題にPinterest側が打って出ました。Wall Street Journal紙の記事”Pinterest’s Rite of Web Passage—Huge Traffic, No Revenue“の中で、この問題を含めた現在話題の的となっている懸念事項について下記のように事情説明しています。 ・社員わずか16人の走り出したばかりの小さな会社であるPinterestは、未だ売上を獲得する方法を確立していない。 ・100個のマネタイゼーションアイデアはあるが、まだどれも実行の段階に移っていない。 ・アフィリエイトマーケティングは現在のビジネスモデルにおいてあまり大きなウェイトを占めていない。 ・FacebookやTwitterとビジネスの走り出しはなんら変わりなく、彼らのサービスがビジネスモデルを構築する前にユーザー数を増やし成長を遂げた経緯と同じように、ビジネスモデルの詳細については今後考えていくつもりである。 現在のPinterest利用規約は幅広く意味の取れる表現で書かれていてユーザーが登録したコンテンツの「販売」や「修正」する権利まで含められたと受け取れる内容になっているため、将来的に著作権やプライバシーの問題に発展する可能性をはらんでいる。 出だしが好調なだけに、ネガティブな評判が広がるのをなんとしても抑えたい様子。この記事によって、Pinterestが駆け出したばかりのサービスであり、未だ曖昧な部分も多いという弱点を公言すると同時に、それを逆手にとり、今回の問題もその曖昧さの中で良しとする動きにもっていこう思惑があるようにも受け取れます。 アフィリエイトを設定しているEコマース業者にとっては、突然Pinterest経由の請求が多くなり困惑を招くという自体も発生しているかもしれません。しかし言い換えれば、それだけPinterestのトラフィック流入率はやはり高いということにもなりますし、マーケティングツールとしての潜在能力が期待できます。今後、日本でも積極的にビジネス利用する企業が増えてくるのではないでしょうか。特にビジュアル化しやすいアパレルや料理、インテリア、Weddingといった商材を扱う企業では先人を切って、取り入れない手はありません。 参考サイト: Pinterest’s Rite of Web Passage—Huge Traffic, No Revenue http://online.wsj.com/article/SB10001424052970204792404577225124053638952.html PinterestがWSJ紙を通してアフィリエイト問題について説明 | Pinterest Explains Its Controversial Affiliate Program Issue in WSJ Article http://www.takashimedia.com/blog/pinterest-explains-controversial-affiliate-program-issue-in-wsj-article/

気になるPinterestのビジネスモデルとは?

最近では、Facebook上でもPinterestの話題が日に日に取り上げられるようになってきました。 アメリカを中心に、スタートからわずか2年で急成長を遂げ、Google+やLinked inあるいはYoutubeを抜いてWebサイトへの流入トラフィックランキングで既に上位に躍り出ていることがうかがえる興味深いデータがあります。(参考:Pinterest Drives More Referral Traffic Than Google Plus, YouTube and LinkedIn Combined ) いざPinterestを使い始めると、沸いてくる素朴な疑問。それは、このサービスはどのようなビジネスモデルで成り立っており、どこから収益を得る仕組みなのか?ということではないでしょうか。 残念ながら、現段階でPinterest側のその意図を知る方法はありません。そもそもPinterestというプラットフォームが走り出した当初は、それ自体でどのように収益を上げるかといったビジネスモデルが確立されておらず、そうこうするうちにアメリカを中心に世界で注目を集め、今にいたっているという背景があります。そのため、明白なビジネスモデルを掴むことは難しく、また現段階においてはPinterest運営側も収益を上げる事に注力していない様子です。 しかし、Twitterのように、スポンサーシップや広告が今後の主な収益源となることは間違いなさそうです。特に、TwitterやFacebookなど他のソーシャル媒体と比べると、画像の訴求効果により、ユーザーの購買動作に結びつきやすいことが予想されるため、小売業を中心に今後Pinterestに積極的に商品を掲載する企業が増えることでしょう。Pinterestとしては、彼らからのアフィリエイト広告を中心とした広告収入、あるいは特定のECサイトとビジネスパートナーシップを結ぶことでの収入を得ることが可能になります。既に、同サービス内でも、「Gift」というコンテンツにおいては、明確な価格表示と掲載元(販売元)表示が可能な機能をつけ、コマーシャル色を全面に出して展開しています。今後はこうした商業用コンテンツが課金制度になるということも考えられます。 Pinterestには、女性ユーザーが実に80%を占めるという大きな特徴があります。この特性を活かし、今後特にアパレル、化粧品、生活雑貨、料理、Weddingといった女性向け商材のニッチな分野に特化した広告主が多くなることが予測されます。アメリカでは既に、こうした女性向け商品を扱う企業を中心にでマーケティング活用が始まっています。(参考:Pinterest Part V: 100+ Brands on Pinterest) このように、今後の成長性と収益モデルについては未だ未知数である状況ですが、前述のトラフィック率をみても、Pinterestのマーケティングツールとしての潜在能力は非常に高いといえるでしょう。日本国内ではこのフィールドで競合となるライバルが少ない今の時期にこそ、この新種のソーシャルツールをビジネスに取り入れない手はありません。   【その他参考URL】 What’s the Business Model, Pinterest? http://blog.sysomos.com/2011/12/28/whats-the-business-model-pinterest/ What is Pinterest’s business model? http://www.quora.com/What-is-Pinterests-business-model Pinterest: How does Pinterest generate revenue? http://www.quora.com/Pinterest/How-does-Pinterest-generate-revenue A ‘Niche Social Network’ Success Story http://www.tilakjoshi.com/pinterest-niche-social-network-success-story/ How Pinterest…

次世代SNS、Pinterestとは?

2011年、日本ではソーシャルメディア元年といわれ、世界に比べ遅れがちであったFacebookの日本国内普及も急速に早まりました。 しかし、一方で本場アメリカではFacebookをやっていることは前提のように、インフラ化し、連絡先を聞くと同時に、あるいはそれよりも早くFacebookアカウント聞くことが当たり前のようになっています。 そんなアメリカで、次のSNSとして注目を集めているのが「Pinterest」。 Pinterestとは「オンライン・インスピレーションボード」や「ビジュアル・スクラップボード」と呼ばれる、画像に特化したバーチャルなピンナップボード・サービスのことで、ユーザーは自分のお気に入りの画像を簡単に投稿・共有することが出来、他のユーザーが投稿した写真で気に入ったものがあれば、評価(like)をつけたり、自分のボードに貼り付け(repin)することも出来ます。 詳しい使い方については、ソーシャルメディア研究所の熊坂仁美さんが説明されているわかり易い動画がありましたので、 こちらをご覧ください。 これまで流行ってきた数々のソーシャルメディアに比べ、文章を書く必要も自らコンテンツをアップする必要もなく、ユーザー動作が非常に簡単であること、美しいビジュアルとスクロール式のインターフェースで鮮烈な印象の画像情報が一度にたくさん得られることなどから、急速に実に80%を占めるといわれる女性ユーザーを中心にユーザー数を増やしています。 (2011年12月時点 Google Ad Plannerによるデータ) FacebookやTwitterをはじめとした従来のソーシャルメディアが時間軸に沿った情報発信なのに対し、Pinterestでは情報の新旧は問題ではありません。ユーザーにとって興味深いコンテンツは、ユーザーが作成した特定のボードにRepinされることにより、継続的に掲載されることになり、またユーザーのボードやトップ画面に表示されることにより、そこから別ユーザーへの拡散がされていきます。この拡散されていくスパイラルは「興味/趣味/センス」を媒介とした新たなネットワークでの繋がりであり、Facebookを中心としたリアルライフの人間関係を深める従来のソーシャルツールとは一線を画す存在といえるでしょう。インターネットを介した趣味やセンスによる人との繋がりはたとえ相手のことを全く知らずとも、強い関心をもつことになるため、到達したいターゲット層への情報拡散スピードも早く、そしてその範囲も実社会以上に無限の可能性を持っています。 【参考URL】 画像ベースのソーシャルメディア TumblrとPinterestの勢い加速 http://webdacapo.magazineworld.jp/top/media/71905/ 台頭するPinterest、SNSマーケティングに新風 http://webdacapo.magazineworld.jp/top/media/71132/ SNSのトレンドを先取り Pinterest 、女性ユーザーを虜にする。 http://webdacapo.magazineworld.jp/top/media/71118/ 米国で大人気の画像キュレーションSNSはこれだ! http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20120111/226035/?P=1#author_profile_tag Pinterestは次期SNSとして日本でもヒット?! http://www.netventure-news.com/news_ausoit8Jxm.html なぜ女性はPinterestにハマるのか? http://thestartup.jp/?p=1038 12月統計でも伸びを示したTumblr、Pinterest。「ソーシャルインタレスト」はさらに拡大の見込み http://jp.techcrunch.com/archives/20120113myinterest/