このアーカイブは ‘Web Development Boot Camp’ のカテゴリーです。

Simple is Better 5つの人気サイト考察 ~ユーザー登録機能~

最近の人気のサイトに見られる共通する要素として、絞り込まれた機能、考えぬかれたユーザビリテイー、スマートフォン対応、多言語、ソーシャルネットワーキングと招待機能等を挙げることができる。   そこで、今回はあらゆるWebサービスの入り口とも言える「ユーザー登録とログイン機能」について考察してみました。 「ユーザー登録とログイン機能」はあらゆるWebサービスの必須アイテムとなっていますが、この登録作業を面倒だと感じた方も多いのではないでしょうか? ここでは人気サイトがどのようにユーザー登録とサービスのフローを作っているか実例を御覧頂きます。   1. Twitter Twitterはさすがにシンプル。しかしながらしっかりとした作り込みが成されており完成度が高い。 例えば、テキストフィールドにカーソルを合わせたときの説明文や、ユーザーネーム等の重複防止、入力情報に問題がなかった場合の”OK”サイン等、技術的にはAJAXを使用したインターラクテイブな仕組みが随所に見られる。         2. Facebook         3.Youtube       4.Flickr               5.Groupon Grouponのユーザー登録は以下の5項目から成り立っています。いたってシンプルですね。 それと、注目すべきはFacebookとの連動です。CONNECTしてみましたがうまく動作していませんでしたこれはNGですね。  

Websiteが備えるべき3つの視点

現在弊社では60日間に渡る“Web Development Boot Camp 2010”を実施している。 基本的にはWebsiteを作る実習である。先日はWebsiteを見る視点について話をさせていただいた。いいWebsiteとは何か?これには3つの視点が必要であると思われる。 サイトオーナーの視点: サイトを公開しているオーナー(会社)の意図するものは何か?何を伝えたいのか?管理運用体制等いわば制作者側としての視点である。これらを理解する事によって自社Website開発にも様々な意図を織り込むことが可能となる。 顧客視点: これは1ユーザーとしての個人的な主観(好き嫌い)と広く一般ユーザーを意識した客観的な視点がある。又、ユーザーは既存顧客なのか新規顧客なのかを意識し的を得たコンテンツを提供するように心掛けなければならない。 検索エンジン視点: 通常ユーザーは検索サイト経由で目的とするサイトにたどり着く。いわば検索サイトはガイド役を演じるわけだが、そのガイドさんにも「うちのサイトにはこういう情報がありますので紹介宜しく!」としておかなければならない。 次にユーザーの動きを時系列に考えてみよう。これをユーザーエクスペリエンスという。 通常ユーザーはHOMEに訪れる。そこで一瞬に「このサイトに私の求めるものがあるか否か」を判断する。そして「ここだ」と思えるものをクリックして次のページに進むわけだが、これらの一連の心理的な動きを理解・想定した上で情報を組み立てておく必要がある。これをインフォメーション・アーキテクチャーと呼ぶ。 サイトのコンテンツを組む上でも例えば物語を組むように起承転結がなくてはならない。強いて言えば3クリックで「お問い合わせ」や「購入」ページに誘導できる導線をしっかり作っておく必要がある。 よくWebsiteは問題解決ツールだと言われるが、ユーザーが抱える問題を想定し、それに回答を与える。そして、集客に繋がるような仕組みを構築していく事は単なるデザイン以上に重要である。