このアーカイブは ‘経営の「心」’ のカテゴリーです。

戦略とは戦いを略すこと

「戦略とは戦いを略すこと」つまり戦わずして勝つことが望ましい。たいていのビジネスは競合ひしめくレッドオーシャンで事業展開している。そして、誰もが競争のないブルーオーシャンを探している。しかし、ブルーオーシャンというのは或るのだろうか?そんなものあれば誰も苦労はしない。 好きな名言の一つにこういものがある。 あなたがもっている物を、それを必要としている人に売るのはビジネスではない。 あなたが持っていないものを、それを必要としない人に売る。これがビジネスである。 ユダヤの格言 つまり、ブルーオーシャンはどこかにあるののではなく、創造すべきものなのだという結論に至った。 Webというのは或る意味競合ひしめくレッドオーシャンである。だから何が難しいかというと、集客や顧客の獲得である。簡単に集客できる方法など無いと思ったほうがいい。これは簡単に金儲けができる方法が無いのと非常に似ている。しかしながら、これは避けては通れぬ課題であるので、まずは創意工夫を重ねていくところに達成感や喜びを見出していきたい。

意思による楽観主義

『悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである。 およそ成り行きにまかせる人間は気分が滅入りがちなものだ』 アラン 『幸福論』 悲観的か楽観的かは、その人の「性格」というよりも、その人のものの見方や考え方によるものです。物事がうまくいかず落ち込んだ時は、気分に流されて悲観的にならず、強い意志を持って楽観的に物事を捉えていく姿勢が必要です。 かのシェークスピアのハムレットに『世の中には幸福も不幸もない。ただ、考え方でどうにでもなるのだ』とありますが、幸福になるためには考え方が重要な要素であることは間違い無いと思います。