■「執念」を生み出すもととは? ■
人が事を成す上で欠かせないものは、執念である。
努力は誰でもする。
その努力が執念と呼べるほどのものになって、事は成る。
その執念を生み出すもとは、仕事に対する愛情である。
偉大な愛情と執念の努力。
この二者が相まって初めて事は成る。
――総リードより――
■やる気を起こした人の120の力■
一人ひとりが100の力を持っているとすれば、
やる気を起こした人は120の力を発揮します。
不当な差別を受けるなどしてやる気をなくした人は
60しか発揮できなくなります。
2倍も違ってくるのですね。
ですから、人をモチベートすることはとても重要で、
そのためにトップは常に公平でなければならないのです。
石田孝(西日本高速道路会長CEO)
――同社の改革を牽引するリーダー――
■千人の人に聞けば成功する■
人が感動するような演技をするためには、
人に聞けばいいんです。
八百屋のおじさんでも誰でもいいから、
いろんな人に聞け。
とりあえず千人の人に聞け。
そうしたらおまえは頂点に立てるよ。
城間晃(シロマスポーツクラブ理事長)
――清風中学体操部の全国団体20連覇に貢献――
■勝利の三原則■
一人ひとりがレベルアップしていけば、
それに追いつけ追い越せで、互いに競い合いながら、
チームはどんどん強くなっていきます。
まず、仲間に勝つ、自分に勝つ、そして敵に勝つ。
これが三原則ですね。
古沼貞雄(サッカー指導者)
――帝京高校サッカー部を9回の全国制覇――
■目に見えないところを感ぜよ■
一番肝心なのは目に見えないところを感ずる能力なんです。
器にいま火がどこまで通っているかといったことを
自分で感じないといけない。
森陶岳(陶芸家)
――全長85mの巨大な登り窯を再現――
■プロとは軸がブレない人■
私はプロとは軸がブレない人、
自分の信じた目指すべきものをぶらさずに、
徹底的にこだわって、それを実現に向かって
努力する人間だと思っています。
輿水精一(サントリーブレンダー室チーフブレンダー)
――世界的なコンペティションの最高賞を3年連続受賞――
■思いがどれだけ強いか■
携わる人間の夢、思いがどれだけ強いかによって
困難に遭っても物事がつぶれずに成功するか
どうかが決まるんです。
相馬和彦(テクノ・ビジョン社長)
――帝人の取締役研究元部長として活躍――
■『葉隠』の箴言■
端的只今の一念より外はこれなく候。
一念一念と重ねて一生なり
『葉隠』