学歴とは無縁、踏みつけられても決して負けない “雑草集団”の男たちは日本一のタコヤキ集団をつくり上げた!ホットランド 社長佐瀬 守男氏

今や全国で350店舗、日本一のたこ焼きチェーンの「築地銀だこ」を展開するホットランドが去年、次々と話題を呼んだ。東日本大震災発生後、「雇用確保が大切だ」と7月に宮城県石巻市で10店舗が集まる飲食施設「ホット横丁石巻」を開業、100人の雇用を生み出した。続いて「復興に本腰を入れる」と12月には本社まで石巻に移転した。この決断を下したのが創業者の佐瀬守男だ。

その佐瀬は若くして飲食業に乗り出すも、ことごとく失敗。1億円もの借金を抱えながら、「築地銀だこ」を創業。〝外パリッ中トロッ〟の独特の食感で瞬く間に日本一のたこ焼きチェーンに育て上げた叩き上げの男。学歴社会とは無縁の仲間達と共に、どんなところでも根を生やして生き残る“雑草経営”を信条として生き抜いてきた。

佐瀬の石巻での苦闘と「一味もふた味」も他とは違う経営戦略に迫る!

【震災1年…被災地で格闘する経営者】
全国に「築地銀だこ」を350店舗以上展開するホットランドは、去年7月、被災地石巻に「ホット横丁石巻」をオープンさせた。街のレストランの再開のめどが立たないなか、石巻を活気づけようといち早くトレーラーハウスを運び込み、10店舗が軒を連ねる飲食施設を建設したのだ。
さらにホットランドの佐瀬守男社長は本社を石巻市に移転することを決断。佐瀬社長をそこまで突き動かすものは何か?石巻で格闘する日々を追った。

【「銀だこ強さの秘密…たこ焼きへの執念」】
日本一のたこ焼きチェーン「築地銀だこ」。その強さの秘密は徹底的なこだわりにあった。
銀だこが使うのは、たこ焼きに最適なやわらさと食感のあるマダコ。そのマダコを工場で独自技術によってミディアムレアに茹で上げて使用する。そして多くの人を虜にする「表面はパリッ、なかはトロッ」とする独特の食感を実現するための数々の秘密も特別に大公開。

【慈善事業じゃない!石巻は戦略拠点だ】
石巻のホット横丁は実はホットランドにとって新業態の実験場としての機能を発揮し始めている。その一例がホット横丁で開発された「仙台ラーメン 味噌屋敷」だ。ホット横丁での人気を受け、佐瀬社長は「味噌屋敷」を去年12月、東京・品川に出店。一体どうして被災地で新業態の店舗を生み出せたのか?そして佐瀬社長が暖めている石巻での大事業とは?

引用元:http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20120308.html

借金一億円を抱えてからの、タコヤキに一生をかけた奮闘劇。アイスキャンディーを売りながら、全国のタコヤキを食べ歩いて研究したといいます。それはまさに雑草魂そのもの。「石巻で、家は建てられない、橋は作れない、だけど、人々を笑顔にすることはできる」、「社会から必要とされ続けたい」、胸にまっすぐ飛び込んできた社長の言葉です。

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