インターネットビジネス成功事例:オイシックス

インターネットに野菜をのせろ!若手社長が目指す食のインフラ革命

オイシックス
代表取締役社長 髙島 宏平

無農薬・減農薬で栽培した安心・安全の野菜や果物を厳選したインターネットで販売する「オイシックス」が急成長を遂げている。
食への関心が高い消費者と生産者を直結、自前の物流センターを持ち「作り手が自分の子供に食べさせられる食材」だけを届けるサービスを確立。そこには、安心安全だけでない「付加価値のサービス」がある。
しかし、現在の地位を築くまでには並々ならぬ苦労と努力があった。(引用:テレビ東京 カンブリア宮殿)

2000年創業、社員151人で126億円を誇る無農薬の有機野菜を中心に、肉や魚、加工商品も扱う食品通販会社「オイシックス」。 値段は1.5倍とスーパーなどに比べると高めだが、30代主婦を中心にファンを増やし、利用者は年々増え続け75万人に上る。その人気の秘密はどこにあるのか。

6つの人気の秘密
①100%信頼できる美味しさ
②注文が簡単、便利であること
③種類や量を自由に選べる
④時間指定できる
⑤入会金年会費は無料
⑥注文がきてからの収穫で毎回新鮮な野菜が届く

利用者を飽きさせない商品開発、新しい価値の発掘—-
余り知られていないが、実は美味しい商品を見つけ、世に出す。価値ある野菜を発掘する。食べる人と作る人の常識のギャップを見つけ出し、両者を繋いでいく。

例えば、長野県の農家では古くから食べられていた「そうめんかぼちゃ」。しかし一般的な小売店に並ぶことはほとんどなく消費者には知られていない。そこに目を付けたオイシックスバイヤーは試行錯誤を重ねた上「パスタかぼちゃ」として発売を開始した。親しみやすく、特徴や美味しさが伝わり易いオリジナルなネーミングをつけたり、あるいは調理方法までも提案していくことで、こえれまで陽の当たらなかったニッチな野菜の魅力を伝えたい人にわかりやすく伝えていく、新しい価値を見出していくことがオイシックスの使命であり、他の食品業者とは一線を画くところだ。

このビジネス発想や企業としての存在意義は、まさに野菜の「キュレーション」といえる。

安全というキーワードで日本の食卓を変えていく—-

生産量が少ない野菜でも、良いものであれば扱ってもらえるオイシックスの体制に、農家側も安心して提供できる。また、ネット上で生産者の顔・声が見えることで消費者にも安心を与えている。東日本大震災意向、消費者の”食の安全”に対する追求は急激に高まった。”作った人が自分の家族に食べさせられるもの、安全なもの”というものが商品選択の価値基準。

 本日の格言—-
「落ち込んでいても何も得はない。」

「最大のリスクは、何も夢中になれるものがないまま人生を終えることだ。」

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