『中尊寺金色堂大修理〜平安の謎に挑む〜』

Art of Kyoto

京都国際文化交流財団とJapan Societyが行った「次世代への文化継承」 -Cultural Preservation for the Next Generation-展のスポンサーとして参加し、ウエブサイトを制作させて頂きました。画面には横一文字にゴールドのラインが走っていますがこれは日本画に用いられる金箔屏風をモチーフにコンテンポラリーなデザインを実現しています。 以下は、京都国際文化交流財団のウエブサイトからの抜粋です。イベントの様子が語られています。 *************************** 2006年11月15日(水) ニューヨークにて「次世代への文化継承」 -Cultural Preservation for the Next Generation-展を開催 当財団は、ニューヨークで今年3月に行った展示会「ART EXPO in NEW YORK」展の好評を受け、(財)ジャパンソサエティの要請に応じ「次世代への文化継承」をテーマとした展示・講演会を11月16日に開催しました。この展示会には、当財団が取り組んでいるデジタルアーカイブ事業で制作された高精細レプリカを出展。これらの作品は、財団法人禅文化研究所の監修の下、各所蔵先の協力を得て、京都の伝統工芸士がその技を駆使して仕上げたものです。今回のプログラムでは、国際的に著名な現代日本作家の千住博氏、マヤ文明の壁画再現で2004年度最年少でアメリカ・マッカーサー基金の助成金を得たヘザー・ハースト氏を講師に迎え、京都の文化財保護活動を通して文化の継承の大切さ、意義をいかに後世に伝えていくかをテーマとする講演会も行われました。主な出展作品は、国宝「風神雷神図屏風」(建仁寺蔵)、重要文化財「龍虎図屏風」(妙心寺蔵)・ 国宝「花鳥図襖」(聚光院蔵) http://www.kyo-bunka.or.jp/ *************************** http://kyotointernational.com/

Japan Night

過去10数年に渡り100件以上のウエブサイトをデザインしてきましたがその中でも気に入っているのがこの”Japan Night”です。このサイトはフランスのカンヌで行われたILTM – International Luxury Travel Market 2008 – に日本政府(通産省及び国土交通省等)が開催したパーティーイベントの紹介用に作られたものです。制作は高野山で日本文化を研究しておられるK氏から頂き、かなり自由にやらせてもらいました。勿論、わざわざNew Yorkにまで制作依頼を出して下さった訳ですので「やっぱりここに依頼して正解だった」と思って頂けるような仕事を収めなければなりません。そういう意味ではプロのデザイナーからみても一味違う、魂の入った作品を作るよう心がけました。具体例をあげますと画面は精悍な黒をベースにしていますが、いわゆる黒(ブラック)ではなく、漆黒のような趣や奥行きが出るように工夫しました。   http://lotusws.com/project/japannight/index.html

努力の上に辛抱という棒を立てる

タレントの桂小金治氏は十歳の時、明治生まれの厳しい父親から、 「おまえ、年が二桁になったんだよ。いつまでも親に食わしてもらえると思うな」と言われ、家業の魚屋の手伝いをするようになったそうです。 ある日ハーモニカが欲しくなって父親にせがんだところ、「いい音ならこれで出せ」と草笛の手本を披露してくれました。小金治氏も練習を始めますが、数日でやめてしまいます。 それを知った父親は「一念発起は誰でもする。実行、努力までならみんなする。一歩抜きん出るには努力の上の辛抱という棒を立てるんだよ。この棒に花が咲くんだ」と諭します。 この言葉に触発され、来る日も来る日も練習を続けて、ついにメロディが奏でられるようになるのです。 数日を経て目を覚ますと、枕元に新聞紙に包んだ細長いものがありました。開いてみるとハーモニカでした。それは努力の上に辛抱という棒を立てたことへの父親からのご褒美だったのです……。

レバレッジ経済の崩壊

世界経済はいま「レバレッジ経済の崩壊」に直面しているのだと認識している。レバレッジ経済をざっくり約せば、実体経済上での価値を、ロジックと数字をあれこれこねくりまわして何十倍もの価値があるように見せかけて、それを経済価値として流通させるということ。 最近になってよく耳にする「実体経済」の対義語は「資産経済」である。資産経済つまり金融はそもそも実体経済を支えるものであった。 例えば株式会社はそもそも大きな事業をする為の共同出資とその出資額に応じた分配が基本であるが、証券市場やインフラの整備に伴ってその姿を大きく変えていった。まだ市場に無いものを売買する約束をしたり、手持ち資金の何十倍もの取引を行う事が出来るようになったり、様々な金融商品を組み合わせて債権として取引したりするようになった。そうこうしているうちに資産経済は肥大化しギャンブル化していったのである。数字の操作如何で何億も儲かったり損したりするのはもはや仕事(つまり働く事)ではなくギャンブルとしか言いようが無い。例えば資産100億の会社が一夜にして1/10の10億になったりするのは実体経済ではまずありえないが、資産経済では日常茶飯事である。 先進国、特にアメリカ人は国を挙げてまじめにコツコツ働く事をやめてギャンブルにのめり込んでいった。そのマネーゲームがそろそろゲームオーバーになろうとしているのだ。ゲームオーバーによって今まで稼いだ金をそっくり失ってしまう人もあれば、さほど影響を受けない人も出てくる。 世界恐慌は来るかもしれない。少なくとも心構えはしておいた方がいい。ジョージ・ソロスは「30-40年かけて作られたバブルの崩壊」と言っているが、とすれば割合長い質素倹約を強いられるかもしれない。 ********************************************** オランダ東インド会社 – 1602年3月20日に設立され、株式会社の制度を本格的に導入。それ以前は航海ごとに「座」を開き出資を募る、「当座会社」と呼ばれる形態の会社しかなかったが、リスク分散と恒常的な活動を目的に、当座会社の代表を中心に設立された。 日本では坂本竜馬の作った亀山社中が株式会社の形態に近いと言われるが、 日本郵船が1893年、日本で最初の一般会社法規である商法に基づき設立された株式会社である。

インドの衝撃

弊社では過去50件余りのプロジェクトでインドIT企業からの協力を得ている。最近ではニューヨークに本社を構えるインド系企業からの開発依頼もあり、ベンダーとして或いはクライアントとしてインドやインド人とどう付き合うかは重要な課題だ。インドを知るためのいい映像があるので是非ご紹介したい。 http://video.google.com/videoplay?docid=-8960593568071128585&hl=en ********************************************************* NHKスペシャル「インドの衝撃」第1回:わき上がる頭脳パワーIT産業を中心に急発展し続けるインド、その武器は大量輩出される優秀な人材です。「ゼロ」の概念を発見するなど数学に強い国民性に加え、独立後のインドは科学技術によって国家の振興を図ろうと超エリート教育のシステムを作り上げました。その象徴となっているのがIIT(インド工科大学)。「IITに落ちたらMIT(マサチューセッツ工科大学)に行く」と言われるほどの難関校で、論理的思考を徹底的に鍛える独自の教育から、ITエリートが量産されています。IITの卒業生の中には世界的なIT企業を起業し、航空機の設計から物流システム、様々なソフトウェアの開発など、ビジネスの世界を席巻する者も現れています。インドの優秀な人材がどのようにして生まれるのか?シリーズ初回は、急成長するインドのIT企業を支える「頭脳集団」と、その頭脳を生み出す教育現場を克明に取材します。優れた人材を量産する秘密を探るとともに、インドの頭脳が世界にもたらす衝撃を取材します。 http://www.nhk.or.jp/special/onair/070128.html *********************************************************

最善の努力をしてみよう

最善の努力をしてみよう。 その結果は努力しないよりもはるかによい結果が得られるはずだ。                       ゲーテ(詩人)